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株数と株価の関係性

株式会社が発行している株の数(=株数)、そしてその価格(=株価)には切っても切り離せないほどの深い関係があります。

例えば、書店に本が10冊販売されているとしましょう。入荷と販売のバランスが取れていれば問題ありませんが、書店にそれまで10冊並んでいたはずの本が5冊に減ってしまったら、当然、その本を欲しいのに買えないという人が増えてしまいますから、その本の希少価値が上がります。希少価値が上がれば価格もアップするのが自由経済の仕組みですよね。

株価と株数にも同じ事がいえます。それまで1000株発行されていた株が800株に減ってしまったとしたら、その株に希少価値が発生してしまいます。そのために株価は上昇する事になるのです。入荷待ちの商品や、人気アイドルのチケットなどでも、販売される数よりも欲しいと思う人数の方が多いために価格がつりあがる事も多いですよね。それと同じ仕組みです。

また逆に、欲しいと思う人の数よりも販売されている商品の数の方が圧倒的に多い場合には、お腹一杯の状態になってしまうために商品の価格も下がってしまいます。株も全く同じ仕組みで、やたらと株式を発行しすぎてしまうと、その株を買いたいと思う人の数よりも多くなってしまって、逆に株価はダウンしてしまう事につながります。

株の場合には、どのぐらいの希少価値が発生して、どのぐらいのインパクトが発生するのかを、数字を使って表すことが可能です。企業の多くは、自社の株価をある程度コントロールするために、株価が下がってきたら自社株を買って発行株数を少なくし、その効果によって株価を上げるという戦略がとられている事もあるようです。